第1回  冷え性について


寒くなりましたね。
11月は「冷え性」がテーマです。

どうして女性に冷え性が多いの?
寒くなると、多くの女性が手足のひえに悩まされます。夏場でも、冷房がガンガン効いたオフィイスで、ぶるぶる震えながら仕事をしている女性も多いようです。女性に冷え性が多いのは、女性ホルモンが影響を与えているからです。
 手足の末端にある毛細血管は、自律神経によって、コントロールされています。冷えは血管の収縮がうまくいかないことによって、生じます。からだは、寒さを感じると熱を逃がさないように、手足の末端の血管を収縮させます。そして、しばらくすると、血管を拡張させて、血液を送り込みます。
しかし、自律神経がうまく働かないと、血管は収縮したままになり、冷えが生じます。
 その自律神経は、ホルモンの影響をうけています。女性の場合、生理があるため、ホルモンバランスが乱れやすく、それが、自律神経に影響を与えるのです。
 また、低血圧・貧血も女性に多い症状です。低血圧は、血液を送り込む力が足りない状態・貧血は血液そのものが足りない状態です。
 以上のような要因が重なって、女性に冷え性が多いのです。

冷えをそのままにしておくと・・・・
冷えは、手足の虚血状態です。血液には細胞に必要な酸素や、栄養素・細胞からの老廃物が含まれます。また、血液がめぐることによって、細胞を暖める作用もあります。
冷えをそのままにしておくと、細胞は壊死したり、働きが悪くなったりします。それによって、お肌がかさかさになったり、しみ・しわが出来やすくなったり、手足がむくみやすくなったり・からだがだるくなったりします。

鍼灸治療は、冷え性に効果があるの?
鍼灸治療は、からだにある特定のツボを刺激することで、自律神経のバランスを整える作用があります。冷えに効果のある経絡上のツボを刺激することで、「気血」のめぐりをよくして、からだにそなわっている自然治癒力を高めます。治療をつづけているうちに、多くの患者さんに、「そういえば、最近冷えによって、寝付けないということがなくなった。」「去年までは、水仕事が辛かったけど、今年は楽だ。」「のぼせ症状がなくなってきた」という反応がでています。